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留学前に

<出発日の空港にて>

国際線の場合、空港には2時間前に到着しておくのが原則です。 しかし実際慣れない大きな荷物を抱えながら移動するのを考えると、 時間に余裕を持って2時間半や3時間ぐらい前に空港に着くように計画しておくのが無難です。 また見送りで付き添ってくれる人がいたら気をつけてほしいのですが、空港へ入る際は見送りの人も身分証の提示をもとられることがありますので、 出国者の付き添いの人は運転免許やパスポートなどを持っていかなければなりません。 空港に着いたらまずは自分が利用する航空会社のカウンターに行きチェックインをします。 チェックインの前に荷物をX線スキャンで調べられたり、場合によっては係員の人がひとつひとつ開けてチェックしたりします。 トランクの中にスプレー缶など入れておくと没収されたりするので注意が必要です。

荷物チェックが終わったら受付カウンターのほうへすすみ、窓口で係りの人にチェックインしてもらうか、 もしくは自分で機械を通しセルフチェックインします。この際ネットで航空券を予約した人はEチケットの予約番号やパスポートのバーコードを機械に読み込ませることで紙の航空券を発行してもらいます。 チェックインの際にはトランクなどの大きな荷物を預けますが、基本的には荷物はひとり2個まで預けられます。 航空会社にもよりますが、一つの荷物は23kgまでは無料で、それをオーバーしてしまうと追加料金としてお金を取られます。 本などを10冊、20冊いれると軽く20kgを超えるときがあるので注意が必要です。重量オーバーになると5000円〜3万円ぐらい追加料金を支払うはめになるので事前に家で重さを量っておいたほうがいいです。 荷物を預けた際にはお荷物預け確認ステッカーみたいのをもらうので大切に保管します。万が一到着地で荷物を受け取れなかった場合必要です。

無事チェックインが終わると大きな荷物がなくなり移動しやすくなるのでご飯を食べたり何か買ったりできるようになります。 しかし曜日や季節によっては出国者が多くセキュリティーチェックや出国手続きに時間がかかる場合もあるので注意が必要です。 一番最善な策として、チェックインの際に受け付けの係りにその日の出国審査の混雑状況を聞き、もし審査が混んでいると言われたら早めにセキュリティーゲートに向かった方がいいです。

セキュリティーゲートからは見送りの人は一緒に行けません。出国者は付き添いの人と別れてゲートを通り出国審査へと向かいます。 セキュリティーチェックでは身体から金属のものをはずして靴を脱ぎ金属探知機のゲートを通ります。 手荷物は備え付けのトレイに入れてX線スキャンさせます。この際パソコンは手荷物カバンから取り出して直接トレイの上に置きます。 また液体類(コンタクト液など)や常備薬などはあらかじめ自分で用意したジップロックなどの透明ビニール袋に入れてトレイの上に置く必要があります。 ベルトやネックレスなどの貴金属もはずします。もちろんポケットの中の小銭などもです。

セキュリティーチェックを通過すると次は出国審査です。 出国審査の列に並び、順番が来たら一人ずつ出国審査官のまえに進みパスポートを提出します。 係の人がパスポートに出国ハンコを押してくれるのでそれをもらって審査は終わりです。

審査を終えると出発ゲートや免税店が立ち並ぶ場所にでます。まずは自分の出発便が出るゲートに行き、 きちんと予定時刻に便が出るか確認しておきましょう。フライトが予定通りだったらあとは搭乗時間まで免税店をまわったり、 軽食なんかも取れます。また免税店でも飲み物やコンタクトの保存液などが売っていますので、もしセキュリティーチェックのときにそれらのものを没収された場合はここで買うことができます。

搭乗開始時刻はだいたい出発時刻の一時間前ぐらいで、搭乗者は全員出発時刻の30分前までに飛行機に乗り込んでいる必要があります。 もしフライトの出発予定時刻が午後4時だった場合、だいたい午後3時ぐらいには搭乗開始手続きが始まります。そして午後三時半にはすべての乗客を乗せて出発ゲートを閉じてしまいますので、 なんとしてもこの時間に遅れないように心がけます。

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