アメリカはクレジットカード社会であり、 普段のスーパーの買い物やマクドナルドでポテトを1個買うにしてもカードを使ったりします。 現金を持ち歩く習慣はあまりなく、財布にお札が入ってないなんて人もたくさんいるでしょう。 日本では普段あまりカードを使う機会も無く、 ましてや学生だったらクレジットカードは持ったことも使ったこともない人が多いんじゃないかと思います。
アメリカでクレジットカードを発行したい留学生もいると思いますが、
留学生は仕事に就いていないのでカードの審査に通ることがむずかしく、
したがってクレジットカードが発行されることはないです。
ですから留学中のクレジットカード発行はあきらめて、
その代わりとして銀行から支給されるデビットカードを使いましょう。
デビットカードを使えば現金を持ち歩かずにスーパーなどで十分買い物ができますし、
クレジットカードと同じようにオンライン上でカード番号を入力してネットショッピングや航空券を買ったりもできます。
アメリカ人がやたらめったらクレジットカードを使うのはもちろん現金を持ち歩く習慣を嫌うということもあるかもしれませんが、 もうひとつの理由としてクレジットヒストリーをつくるためでもあります。 クレジットカードを使うと買い物のときにクレジットカード会社にお金を立て替えてもらい、 月末などに利子をつけてそのお金をカード会社に返すというしくみですが、 このときに毎月末の支払いを滞りなく済ませるといいクレジットヒストリーがつきます。 反対に自分が支払える以上の買い物をしてしまいカード会社にお金を返済できない場合は悪いヒストリーがついてしまいます。
ヒストリーはアパートなど何かを契約するときや借りるとき、 または高額な買い物をローンで買うときにしばしば参考にされます。 いいクレジットヒストリーをつくっていくと、その人は金銭的信用がありお金が支払えるということになり、 ローンを組むときもすんなりいきます。 逆に、ヒストリーがないとアパートを借りるときに余分にデポジットを払わなければならなくなります。 留学生などはヒストリーがないのでアパートを借りる際に多めのデポジットを要求されることがあるでしょう。