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<アパートの探し方>

アパート探しの主なポイントは「時間をかける」、 「物件を比較する」の二つです。 アパートを探すときはなるべく自分の条件にあう物件をたくさんリストアップして、 それらの条件をひとつひとつ納得するまで時間をかけて比較し、最後に決定するという流れがベストです。

具体的な手順として、まずは自分の住みたいアパートの条件を紙に書き出してみましょう。 人によって理想の物件の条件は違うでしょうが、一般的なものとしては
・家賃が安い
・学校に近い
・バス停や駅が近い
・スーパーなどの店が近い
・治安がそこそこいい
などが挙げられると思います。 紙に条件を書き出したら自分がどんなアパートを探しているかのイメージがつかめるので、 それをもとにしてアパートを探し始めます。

具体的なアパート検索方法はいくつかありますが、 一番簡単かつ迅速に情報が集められる方法はインターネットを利用してアパート検索をすることです。 以下にアパート検索の代表的なウェブサイトを記します。

>> ForRent.com
州と都市を入力してアパート検索

>> Apartmentguide
州と都市、希望の部屋タイプや家賃を入力して検索

>>Rent.com
州と都市、希望の部屋タイプと家賃を入力して検索。利用にはフリーメールのアドレス登録が必要。

>> ApartmentRatings
州やZIPコードを入力してアパートを検索。このサイトは実際にアパートに住んでいた人や住んでいる人がそのアパートの評価(Review)を掲載しているので思わぬ本音が分かったりして大変参考になるサイト。


上記のサイト以外にも、自分で検索エンジンに「apartment for rent」と打ち込むといろいろアパート検索サイトが出てくるのでそちらを参考にしてもいいです。

その他のアパート検索方法として、学校の掲示板に貼ってあるアパート宣伝広告を利用するという方法もあります。 学校の廊下やカフェテリアの掲示板などにたまに「Apartment For Rent」と書かれた広告が貼ってありますが、 この広告を参考にしてアパートを探すことも可能です。 学校の掲示板に掲載されている入居者募集のアパートはだいたい学校の近くにあるアパートであることが多いので、 もし学校の近くにアパートを借りたい人は掲示板を毎日チェックしてみましょう。

3つめのアパート検索の方法としては、 実際に自分が住みたい地域を自転車や車でまわって見てアパートを探してみるという方法があります。 入居者募集中のアパートは入り口のところに「Apartment For Rent」の赤い看板が立てかけてあったり、 風船がくくりつけてあるのでそれがサインです。また、 もし看板や風船がなくても入居者募集のアパートはたくさんあるので、 入居者募集のサインがなくてもすぐにその場であきらめないでください。

上で説明したように、「インターネット検索」、 「学校の掲示板の利用」、 「実際に歩き回ってアパートを探す」の3つの方法を使って自分の条件に合うアパートをたくさんリストアップしていきます。

条件に合うアパートが5件や10件ぐらい集まってきたら次はこれらのアパートに電話かける、 もしくは直接たずねて行き部屋の空室状況を聞きます。 電話の場合はアパート検索サイトに載っていたそのアパートの電話番号にかけます。 電話はアパートの管理人オフィスへつながりますので、 管理人の人に「自分は今部屋を探していて、 何月何日ごろに入居希望です」と伝えます。 そうしたら管理人が部屋の空き状況を伝えてくれるので、 もし希望入居日に部屋が空いていると言われたらその場でアパート見学の予約を取りましょう。 予約をとって日時や時間を決めると管理人の人が見学用に空室を用意してくれます。 ただし時期によってはアパートが全室借りられていて見学できる空室がない場合もあります。

もし電話が苦手だったら直接アパートの管理人オフィスへ行き空室状況をたずねても大丈夫です。 たいてい管理人オフィスはアパートの正面玄関のすぐ分かる場所にあり、 「Leasing Office」と書いてあります。空室状況を直接行ってたずねるのに予約なんていらないので心配はないです。 管理人に希望入居日時と希望の部屋タイプなどを伝えるとその場で空室状況を教えてくれます。 もし空室があったらその場でアパートを見学させてもらいましょう。

電話なり直接たずねるなりして空室状況を確認したら次は実際にアパートの一室を見学します。 見学の際はIDの提出をもとめられることがあるので覚えておきましょう。 アパート見学のときだけ一時的にオフィスにIDを預けるのが一般的です。I IDとしては州の運転免許や州発行の身分証明証が一番いいですが、 学生IDでも大丈夫な場合もあります。

見学はアパート選びでもっとも重要なポイントです。 見学する前に自分が知っておきたいこと、 確かめておきたいことを箇条書きにして紙にメモしておきましょう。 また見学には必ず紙とペンを持参してあらゆることを随時メモします。 この見学のときに管理人に対して質問をたくさんできるので質問も事前に考えておきます。

〜一般的に管理人に質問するべきこと〜
・家賃
月々の家賃について。

・光熱費(Utility)
Utilityの支払いは家賃に含まれているかどうかを聞く。 アパートによっては水道、ゴミ処理代、電気代などが家賃に含まれている場合がある。

・セキュリティーデポジット
入居時に払うデポジットの金額をたずねる。 デポジットには退去時に返還されるRefundable と返還されないNon-Refundableがあるのでそこも聞いておく。 例として、デポジットが500ドルだったら300ドルがRefundableで200ドルがNon-Refundableのときもある。

・駐車場の有無と料金
車を持っている人は駐車場の料金や種類(路上駐車、カバー付き)をたしかめること。 ふつうは駐車場は無料だが、都心のアパートは月に30ドルや50ドルぐらいかかることもあります。

・入居申請料金(Application Fee)
Applicationを出すときの手数料について。一般的には20〜50ドルぐらいだが、 サービス期間中は無料だったりもします。

・アパート保険
一部のアパートでは入居者にアパート保険の購入を義務づけているところもあります。 アパート保険が必要かをきちんと質問しておきましょう。

・賃貸契約期間
英語ではLeasing termといいます。 一般的には6ヶ月、1年、2年が用意されていますが、 3ヶ月や10ヶ月契約などもあります。 どんなLeasing termがあるかきちんと聞いておきましょう。


〜一般的にアパート見学のときにチェックするべきこと〜
・台所の広さ
まな板を置くスペースや料理作業のしやすさをチェックします。

・流し場の広さとディスポーザーの有無
皿を洗うスペースが十分にあるかとチェック。 またアメリカでは流しの排気口にディスポーザーがついているのが一般的です。

・ドアチェーンの有無、のぞき穴の有無
ドアにドアチェーンとのぞき穴がついているかをチェック。できればあったほうが望ましい。

・洗面台の広さ
洗面台のスペースが十分かをチェック。

・携帯のアンテナチェック
部屋で携帯電波の受信状況をチェックしてアンテナが立っているか確かめましょう。 たまに携帯電波がなぜか届かなくてアンテナがゼロの部屋もあるので注意。、

・エアコン/室内暖房の有無
エアコンや室内暖房を希望する人はそこもチェック。

・洗濯乾燥機の有無
アパート内に洗濯機や乾燥機の施設があるかチェックします。また使用料金もメモっておきましょう。

・メールボックスの場所
アパート内のメールボックスの場所をたしかめておきます。

・その他アパートの施設をチェック(Application Fee)
アパートによってはジムやプールがあったりするのでそこもチェックしておきましょう。

・パス停や最寄り駅のチェック
アパートに一番近いバス停や電車の駅をたしかめておきます。

・最寄スーパーをチェック
アパートに近いスーパーを確認しておきましょう。もし引っ越してきた場合はそこで日常の食料を買うことになります。


上にに示した「管理人に聞くべき質問」や「アパート見学でチェックしておきべきこと」 は必ずメモを取っておきましょう。後で家に帰り他のアパートと比較検討する際に非常に重要になってきます。 また各アパートを訪問見学した際は必ず最後にapplicattion form(入居申請用紙)をもらってきましょう。 まだそのアパートに入居するか迷っている状態でもとりあえずapplicationをもらいます。 application formをもらうこと自体はタダなので心配しなくていいです。

最初にリストアップした5件、 10件のアパートの空室状況を確認して見学をすると、 だいたい自分が住みたいと思うアパートが2,3件にしぼれてくるはずです。 あとはそれらの数件のアパートを家賃や場所など自分が最も重要だと思う条件のもとで比較して最終的にひとつに決定しましょう。

もし最終的に自分が住みたいアパートが決定したらすぐにそのアパートに出向きapplication formを提出します。 もし見学のときにapplicationをもらい忘れていたら再度オフィスに出向きapplicationをもらいます。 アパートによってはアパートのホームページでダウンロードできる場合もあります。 アパート入居は基本的に早い者勝ちなので、 入居希望者がたくさんいる場合はいかに早くこのapplication formをオフィスに提出するかが重要です。 また、一部のアパートにはHoldというシステムがあって、 Holding feeを払うことによってアパートの空き室を一定期間だけ押さえることができるしくみもあります。 holding feeはだいたい100ドル〜200ドルぐらいです。アパート見学のときに問い合わせてみましょう。

application formを提出してapplication feeを払えばとりあえずひと段落です。 次は引越しに備えての準備です。

<引越しの手順>

アパートへの入居手続きが済んだら早速引越しの準備を始めましょう。 もし荷物が多い場合は荷物整理などが大変なのできちんと時間をかけて準備をして引越し当日をむかえましょう。

荷物整理の際、捨てるものはゴミ置き場に放置するか、 セカンドハンドショップ(中古屋さん)に寄付しに行きましょう。 アメリカではテレビやソファーなどの粗大ゴミもゴミ置き場に放置すれば無料でゴミ回収業者が引きとってくれますが、 地球環境を考えるとセカンドハンドショップに寄付したほうが望ましいです。 もし捨てるときに友達などが買い取ってくれる場合は安く譲ってあげましょう。

引越しで持っていくもの、捨てるものを整理したら次は部屋を掃除しましょう。 アパートからアパートに移る場合は特に部屋の掃除が重要です。 もし手抜き掃除をすると後日アパート側から掃除費用をデポジットから天引きされたり追加料金を請求されることもあります。 ホームステイや寮からアパートへ引越しする場合もなるべく部屋はきれいに掃除しましょう。

〜特に念入りに掃除をするポイント〜
・冷蔵庫の下
冷蔵庫をずらして掃除機をかけ雑巾でふきましょう。

・天井の照明
天井の照明皿や電球を雑巾でふいてホコリを取ります。

・窓周辺
窓のふちやレールのところを雑巾できれいにしましょう。

・エアコンの表面
ホコリがたまりやすいので注意。

・台所やトイレ、洗面台やお風呂などの水まわり
汚れが落ちない場合は漂白剤を使うときれいになります。


以上に挙げた点は特にアパートの管理人がしつこくチェックするところなので手抜き掃除は厳禁です。 掃除が終わったら部屋に管理人を呼んでチェックをしてもらいます。 もしきれいに掃除ができていれば引越し掃除リストみたいなものに管理人がサインをくれ、後日のデポジットもきちんと返ってきます。 掃除が不十分だったら管理人から掃除のやり直しを命じられる場合もあります。

引越しの直前または引越しの直後にやることとして住所変更があります。 引越しの直後でもかまいませんが、時間に余裕がある人は直前にやっておきましょう。 住所変更の届け先はいくつかありますが、 下に一般的な届け先を示します。

〜住所変更の届け先〜
・学校
オンラインで住所変更をしたり、留学生オフィスに行って変更したりします。

・在留届
オンラインで在留届の住所変更をします。外務省の在留届のページから変更届を提出へすすんでください。

・銀行
最寄の支店に行き住所変更をします。 また新しい小切手もこのときに注文しましょう。

・州のIDや運転免許
Motor Vehicle Officeへ行き住所変更の紙を提出します。オンラインや郵送でも変更可能です。 IDや運転免許をつくり直したい場合もお金がかかりますが可能です。 必要書類ならびに新しい住所を証明する紙をもって窓口で変更し、写真を取れば後日郵送されます。

・郵便局
郵便局へ住所の変更を届け出ることで、 前のアパートへ送られる自分宛の郵便を新しいアパートへ配達されるように設定できます。 住所変更用紙は各郵便局でもらえます。用紙ははがき(切手付き)になっているので記入後にポストに入れれば完了です。 また1ドルぐらいお金がかかりますが、オンラインでも変更可能です。

・日本の家族
日本にいる家族にもきちんと住所変更を伝えましょう。


もしアパートからアパートに引っ越す場合は電気や水道、インターネットなどのサービスを止めたり移転させたりする必要があります。 ガスや水道の場合、引っ越す前のアパートと引越し先のアパートのプロバイダーが一緒だったらサービスを移転させます。 もし新しいアパートで別のプロバイダーを利用していたらサービスを止めます。

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