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<運転免許の取得>

アメリカで車を運転するにはその州のDriver's Licenseが必要です。 日本から国際免許を持ってきた人も州によっては60日または90日以内に州の運転免許に切り替えなくてはいけません。 普段運転しない人でもレンタカーなどを借りるときに必要だったりするので免許はもっていると便利です。

州の免許取得には大きく分けて3つのステップがあります。まず、 1)必要書類を集めてMotor Vehicle Officeで筆記試験を受け、 それに受かったら、2)実技試験(Motor Vehicle Office または Private schoolで受験可能)にすすみます。それをパスできれば最後に、 3)写真にMotor Vehicle Officeで写真を撮ってお金を払って終了です。

ステップ1)筆記試験(プラス視力検査)
必要書類は州IDの取得のものと同じです。州IDと同じ手順で窓口まですすみ、 そこで書類を提出して簡単な視力検査をします。コンタクトやメガネをつけたままで大丈夫です。 視力測定器みたいなものをのぞきこむと画面にアルファベットが横列上に並んでいるので左から右にひとつずつ読み上げろと言われます。 その他に、画面に大きな丸がでてきて画面の一箇所が点滅しはじめ、 今光っているのは丸の内側か外側かなんて聞かれたりするのでそのつど答えましょう。 また他にも、画面の端っこが光だし、今点滅しているのは左端か右端かと質問されるのでそれについてもそのつど答えます。

視力テストが無事終わると次は筆記テストです。問題用紙を渡されて試験エリアに行けと言われるのでそこで筆記を受けます。 問題形式は4択や5択のマークシートです。問題数は25問〜30問ぐらいです。 時間は無制限なのでとりあえずゆっくり解きすすみましょう。 場合によっては紙の辞書なら持込がオッケーなときもありますので係りの人に聞いてみましょう。 終わったら提出してその場で採点してもらえます。正解率が90%ぐらいで合格です。 25問の問題だったら2問以上間違えると不合格になります。 不合格の場合はもう一回挑戦できるのでがんばりましょう。 一日にテストを受けられる回数は2回と決まっている場所もあれば、 時間が許せば何回でも挑戦させてくれる場所もあります。その他、 紙のテストの代わりにコンピューターでテストを受けさせるところもあります。

試験は細かいことをたずねてくることがあるので、 準備なしでテストを受けると最初のうちは不合格になることが多いかもしれません。 もし事前に勉強したいときはMotor Vehicle Officeで教本を配っているのでもらうといいです。 オフィスのサイトにいけばダウンロードもできます。 何回か試験を受けるとだいたいの傾向がつかめるので勉強もしやすいです。 まれにですが、教本を見ながら試験を受けていいところもあります。

筆記をパスすると仮免許をもらえます。 写真をとりサインをしてお金を払うとその当日に薄っぺらい紙をもらいますが、 それは仮の仮免許です。正式な仮免許は後日郵送されてきますで待ちましょう。 正式な仮免許は写真入りなのでIDとしてきちんと利用できます。 仮免の有効期間は半年や一年なのでその期間以内に本免許を取るようにがんばりましょう。 もしその期間内に本免がとれなくても仮免の更新は可能です。

ステップ2)実技試験
仮免があれば実際に車に乗り公道で車の練習ができます。 ただし助手席に本免許をもつ21歳以上の人を乗せないといけないので注意してください。 車を持っている友達などに付き添ってもらって最初はモールや学校の駐車場で練習し、 慣れてきたら少しずつ公道にでていきましょう。

実技試験はMotor Vehicle Office(いわゆるPublic school)とPrivate schoolのどちらかを選んで受けます。 Motor Vehicle Officeは電話で試験日を予約する必要があります。試験料は25ドルぐらいです。 Private schoolはいろいろな場所に存在するので自分のうちに近い場所を選べばいいと思います。 Private schoolは予約なしで当日試験が受けられるのが利点ですが、試験料が50〜60ドルと高めです。

試験当日は友達などから車を借りてその車で試験場に乗りつけます。 試験の前に試験官が車の登録書(Vehicle Resistration)と保険(Automobile Insurance)を確認するので用意しておきましょう。 もし車を借りるあてがない場合はprivate schoolで車をレンタル(追加料金40ドルぐらい)しているのでそっちに行きましょう。 試験官が車のブレーキライトとウィンカーをチェックして助手席に乗りこんだら試験開始です。 指示はすべて試験官が出すのでそれに従いましょう。

試験内容は試験所のまわりの決まったコースをドライブして運転スキルをチェックするというものです。 ハンドルは常に両手で操作する、ストップサインできちんと一時停止ができる、ミラーを使える、 ウィンカーを使用する、 ブレーキをきちんとかけられるなどの基本的なことが試されます。 その他にも小道から大通りへの合流や直線での車線変更なども指示されます。 気をつける点はいくつかありますが、ストップサインでは確実に一時停止をすること、 道路のスピード標識には必ず従うことが必須です。 スピード標識より5〜10マイルオーバーすると確実に不合格です。

合格すると実技合格証明書みたいのをもらえるので、次にそれをMotor Vehicle Officeへ持っていきます。 不合格の場合は試験官が何がダメでどこでどう減点したかを教えてくれるので今後の参考にしましょう。 実技は一日一回しか受けられません。

ステップ3) MVOにて写真撮影、サイン、支払い
合格証明をもらったら仮免といっしょにそれを窓口へ持っていき、その後写真を撮ってサインをして終わりです。 その当日は薄っぺらい紙がもらえ、これは仮の本免許として有効です。 一週間後ぐらいに正式な運転免許が郵送されます。

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